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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年01月10日

社協職員全体研修会のあいさつ

先日開催された。職員全体会においての、挨拶の骨子です。

平成24年1月6日職員全体研修会
常務理事 膽吹邦一
○地域福祉活動推進計画・24年度主要事業(概要)
○24年度の方針
○新給与体系等の改定


本日、年明け早々の全体研修会にご出席いただき大変ご苦労さまでした。

○さて、昨年は、震災があり大変な年でありました。本会も、募金や職員を派遣するなどの対応をさせて頂きましたが、震災については、原子力の影響もあり、長期にわたる支援が必要とされます。本社協も今後も支援の輪をつなげていかなければならないと思っております。それぞれの立場でこれからもご協力をお願いします。
○今年は、市民の皆さまの職員皆さんの協力を頂き、良き年にしていきましょう
○平成23年は社会福祉協議会が、戦後間もない昭和26年に民間の社会福祉の強化を図る事を目的に設立されまして、丁度60年の節目の年でもありました。時代とともに社協の在り方、社協に対する市民ニーズも大きく変容してきていますが、ここで、原点に返って市民の皆さまの負託にこたえなければなりません。この節目の年に、本年度は、職員の皆さま協力を得て、社協の経営改善の考え方を示した、地域福祉推進計画をまとめていただいており、その中での経営の方針が示されました。これまでの取り組みを踏まえつつ最終まとめています。また、20・21年に引き続き地域福祉活動計画の推進の方向性を示した推進計画をあわて整備しております。市においても地域福祉計画として行政計画も24年度に取り組みなされることを期待するところですが、社協の活動計画がさらにしっかりとした計画を策定することにより、市の計画に大きな影響を及ぼすことになりますので、最終の詰めをよろしくお願いします。
さらに、これまでの経過を踏まえつつ、また、本年策定しました、地域活動計画、さらには、推進計画を具現化する平成24年度の予算について、限られた財源ではありますが、創意工夫して発展的な予算の策定もよろしくお願いをいたします。

○社協の今後の在り方について3点について課題の提起を行います。先ほど、社協の原点に返りとお話をしましたが、一つは、法に基づく、組織の在り方。社協の組織は、社会福祉法の第109条にありますように、市民皆さま、社会福祉事業の経営者の皆さま、社会福祉活動を実施する団体と、行政等も加わり協議体として組織であります。
 しかし、この法に基づく社協ではありますが、しっかりとしたガバナンスを構築することが重要です。
 米原社協は、会費の納入率は県下の社協としては、極めて高い、計算上は80%ですが、実態は世帯分離していますので9割近い方がご賛同いただき会員となって頂いており大変ありがたいですし、さらに向上させなければなりません。しかし、組織母体となる構成会員の社会福祉経営者、活動団体から、会員として会費を頂いていない状況にあり、この点は、組織の存亡にもかかわりますので、今急いで整理頂いております。このことは、会員をしっかり繋ぎとどめることは、財政的にも地域の福祉を推進する上で大変重要なこととであります。
2点目、介護保険事業についてですが、合併後も地域のニーズとして拡大との意識低かったかもしれませんが、諸事情により従前より小規模ディを4か所設けるなど、拡大してきました。近年の施設稼働率と市内の介護保険事業の社協の占める割合も、年々減少傾向にあります。このことは、民間の事業者の皆さんががんばっておられ、指定管理の在り方も含め、一定見直す時期になっていると思います。これも、活動方針で明らかにしましたが、これまで取り組んできた、「介護保険事業」を見直し、新たな福祉サービスの開発に向けながら、社協の使命を果たす必要があります。

3点目ですが、社協職員の皆さんの給与等の見直しです。職員給与の実態を把握して、全体を見直す事の必要性を感じ、部分的に先行して対応頂いている点もありますが、全般的に大きく見直しをいたしました。この改定に際し、原則、透明性つまり、公表ができる給与運用体制であること。また、全県他の社協・民間を調査して、業態にあった給与体制とすること。また、合併後の調整によりこれまでのルール化されていない運用を改め、基準をも受けて整理することさらにはスピードをもち取り組むことを指示しまして、今回改定に至りました。よろしくご理解をお願いしたいと思います。

○最後に、今後社協の、強みは、地域とのつながりであり、このことが、冒頭お話をした、県下の中でも、会費から見ますとトップクラスの市民の参加率であります。このことは、これまでの先輩諸兄の努力の賜物でありますが、市民の皆さまから社協の在り方についても、不協和音も聞いており、今一度社協の在り方を見つめ直し、このような時代の中で、本来社協の特性から、市民の皆さまも社協に期待をいただいており、市民の皆さんに対してその負託こたえる必要があると思います。
 平成24年は、社協本部があります平成9年に開設された「ゆめホール」も開設15年目を迎えます。いろんな機会を通して、社協としての理念や米原の福祉推進のため職員皆さまがたお一人お一人のお力をお願い申し上げ、本日職員全体会の終わりごあいさつさせて頂きます。
  
Posted by くにかずさん at 16:39Comments(0)米原社協